キシリトールを取り入れた生活を送るべきです!
はじめまして、当ブログ管理人の「とうま」です。私は2003年に当時全国で7人しかいないと言われていた「男性歯科衛生士」になりました。現役歯科衛生士の視点からなぜキシリトールを生活に取り入れるべきなのかについて解説いたします。
キシリトールという甘味料はご存じですか?キシリトールは、歯に良いと聞いたことがある方は多いと思います。
今回は、むし歯予防に効果あり!!キシリトールの正しい摂取方法やオススメの商品を紹介いたします。
この記事を読むと分かること、
- キシリトールがなぜ歯に良いのかが分かる
- キシリトールのオススメ摂取方法が分かる
- おすすめ商品が分かる
キシリトールとは
キシリトールとは、糖の代わりの甘味料の一種で、天然の木、白樺や樫などの樹液を原料にして作られています。そして、キシリトールは、自然界で多くの果物や野菜にも含まれています。
また、日本や米国でも安全な食品添加物としても認可されています。
食品としては、天然素材で安全性は問題なさそうなキシリトールがなぜ、むし歯予防効果があるのでしょうか?次の項目では、キシリトールとむし歯予防についてお伝えします。
キシリトールは、なぜ歯に良いの?
キシリトールとむし歯予防の関係について、ずばりお答えします。
キシリトールの効果は、むし歯菌を減らす効果と歯の修復効果があります!
このような、データがあります。
キシリトールの配合比率による差異についての研究が行われました。
総重量中キシリトールを70%使用(甘味料としては100%使用)したガムにおいて、プラーク中のミュータンス菌(むし歯菌)がマイナスとなりました。
この結果から、高濃度キシリトールは、むし歯菌を減らす効果があると考えられています。
キシリトールの効果
むし歯菌は、糖分を分解して酸を作り出し、むし歯のもとになります。キシリトールは、むし歯菌に分解されず酸をつくることができません。
むし歯菌はエネルギーを使ってキシリトールを取り込みますが、エネルギーを使って取り込むことでエネルギーの無駄使いを繰り返します。
この働きによりキシリトールはむし歯菌の増殖やプラーク(歯垢)の形成を抑えます。またキシリトールはカルシウムと結合して、歯の修復も促します。そして、口に入れるとキシリトールの甘味で唾液分泌も促進します。
吸収速度も遅いため血糖値の急上昇がなく、代謝するのにインスリンを必要としないので、糖尿病の人が摂取しても心配ありません。
次に、キシリトールの効果的な摂取方法について紹介します。
キシリトールのおすすめ摂取方法
むし歯予防効果を十分に発揮させる為には、
- シュガーレスや、糖質0gの物を選ぶ
- 高濃度キシリトール(50%以上)ガムまたは、タブレットを選ぶ
- 一日3回(食後や間食後)、3か月以上続けること
むし歯になりやすい人は、特に効果的と考えられています。
次におすすめ商品を紹介いたします。
高濃度キシリトールおすすめ商品
①OralCare【歯科専用】キシリトール100%ガム
【歯科専用】キシリトールガム ボトルタイプ90粒(アップルミント)
POINT
特長1:甘味料としてキシリトール100%配合甘味料はキシリトールのみを使用。
他の甘味料は一切使っていないので安心です。
特長2:プラスアルファの配合リン酸カルシウム・フクロノリ抽出物(フノラン)を配合。
歯科専用なので、市販品よりも多く配合しています。
特長3:歯にくっつきにくいガムベースを使用
矯正中や、義歯の方にも噛んでいただけるよう、歯科専用の歯にくっつきにくいガムベースを採用しています。
②OralCareキシリトールタブレット
ロッテ キシリトールタブレット 大容量パウチ 240g
ロッテ キシリトールタブレット 35g×2個( オレンジ・クリアミント)
POINT
特長1:甘味料としてキシリトール100%配合甘味料はキシリトールのみを使用。
他の甘味料は一切使っていないので安心です。
特長2:プラスアルファの配合リン酸カルシウムを配合。さらにフノランも配合しています。
特長3:子どもの安全にも配慮した設計しまじろうタブレットは、お子さまでも安心して食べられるように、誤嚥に配慮した形状を採用。
またお子さまでも噛みやすい大きさ・かたさになっています。
こちらの商品は、甘味料にキシリトール100%を使用しており、個人的には超おすすめの商品です。
参考にしてみてください。
まとめ
今回は、歯に良いと聞いたことはあるけれど、どのように活用したらよいのか分からない方向けに、お伝えいたしました。
- キシリトールがなぜ歯に良いのか
- キシリトールのオススメ摂取方法
- おすすめ商品
についてまとめました。
明日から生活の中にキシリトールを取り入れて、むし歯予防してみませんか?
こちらのブログでは、お口の中にまつわる様々な情報を発信しております。
よろしければ、ほかの記事も閲覧して頂けると幸いです。
それでは、また次のブログでお会いしましょう。
そして、一緒に歯ッピーライフを目指しましょう!
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