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【2026年】子ども用歯ブラシのおすすめ|年齢別・仕上げ磨き用を歯科衛生士が厳選(歯科専売・市販)

歯の健康

当ブログ管理人、現役の認定歯科衛生士のとうまです。歯科衛生士歴は20年以上で、わが家には高校生の子どもが2人います。

子どもの歯ブラシ、何を基準に選んでいますか?かわいい絵柄やキャラクターで選びがちですが、毛がかたすぎたりヘッドが大きすぎたりすると、歯の面にうまく当たらず、プラーク(歯垢)が落ちきりません。仕上げ磨きのときに歯ぐきに当たって痛いと、子どもは歯みがきそのものを嫌がるようになってしまいます。

この記事では、0歳から12歳までの子どもの歯ブラシと、仕上げ磨き用の歯ブラシを、年齢別にご紹介します。わが家の子どもたちが実際に使ってきた歯ブラシと、臨床で患者さんにおすすめしている歯ブラシです。後半では、仕上げ磨きのやり方、歯ブラシの喉突き事故の防ぎ方、仕上げ磨きは何歳までか、についてもまとめています。

先に結論だけ知りたい方へ:わが家でも使っていた仕上げ磨き用の「マミー17S」と、子どもが持つ「タフト17PS(6歳ごろからはタフト20PS)」の2本がおすすめです。

  1. 【結論】年齢別|子どもの歯ブラシと仕上げ磨き用歯ブラシの早見表
  2. 子どもの歯ブラシは「本人用」と「仕上げ用」の2本が基本
  3. 子ども用歯ブラシの選び方|3つのポイント
    1. 1. ヘッドは小さめ
    2. 2. 毛はやわらかめ
    3. 3. 柄は「誰が持つか」で選ぶ
  4. 【0〜2歳】はじめての歯ブラシのおすすめ
    1. コンビ テテオ はじめて歯みがき 乳歯ブラシ STEP1
  5. 【1〜7歳ごろ】乳歯の時期のおすすめ歯ブラシ
    1. オーラルケア タフト17(PS:プレミアムソフト)
    2. テペ セレクトミニ(エクストラソフト)
  6. 【6〜12歳ごろ】生えかわりの時期のおすすめ歯ブラシ
    1. オーラルケア タフト20(PS:プレミアムソフト)
    2. クラプロックス キッズ
  7. 【小学校高学年〜】大人の歯がそろってきたら
    1. ルシェロ 歯ブラシ B-21 ピセラ(S:やわらかめ)
  8. 仕上げ磨き用のおすすめ歯ブラシ
    1. オーラルケア マミー17(S:ソフト)
    2. オーラルケア プラウト(S:ソフト)|ピンポイント磨き用
    3. ピジョン 仕上げ専用 全体みがき(ドラッグストアで買える)
  9. 紹介した歯ブラシの比較表
  10. 仕上げ磨きのやり方|歯科衛生士が教える5つのコツ
  11. 子どもの歯ブラシの「喉突き事故」に注意
  12. 仕上げ磨きは何歳まで?
  13. 子どもの歯ブラシの交換時期
  14. あわせて知りたい|子どもの歯みがき粉の量とフッ素の濃さ
  15. よくある質問
    1. Q. 子どもの歯ブラシは、市販品と歯科専売品のどちらがいいですか?
    2. Q. 子どもに電動歯ブラシを使ってもいいですか?
    3. Q. キャラクターの歯ブラシでもいいですか?
    4. Q. 仕上げ磨き用の歯ブラシは、何歳から必要ですか?
  16. まとめ
    1. 【監修・執筆】とうま

【結論】年齢別|子どもの歯ブラシと仕上げ磨き用歯ブラシの早見表

子どもの歯ブラシは、子どもが自分で持つ「本人用」と、大人が使う「仕上げ用」の2本を用意するのが基本です。年齢ごとのおすすめは次のとおりです。

年齢の目安子どもが持つ歯ブラシ(本人用)仕上げ磨き用
0〜2歳ごろテテオ はじめて歯みがき 乳歯ブラシ STEP1(のど突き防止プレート付き)マミー17/ピジョン 仕上げ専用
1〜7歳ごろ(乳歯の時期)タフト17/テペ セレクトミニマミー17+プラウトS
6〜12歳ごろ(生えかわりの時期)タフト20/クラプロックス キッズマミー17+プラウトS
小学校高学年〜ルシェロ B-21 ピセラ SプラウトS(磨き残しのチェックに)

迷ったら、本人用は「タフト17(6歳ごろからはタフト20)」、仕上げ用は「マミー17」を選べば間違いありません。どれも、わが家の子どもたちが実際に使ってきた歯ブラシです。奥歯の溝や生えかけの6歳臼歯には、ワンタフトブラシの「プラウトS」を足すと、仕上げ磨きがぐっと楽になります。

わが家の子どもたちも、2〜3歳の小さいころは歯みがきを嫌がることがありました。それでも大切にしていたのは、「食べたら歯ブラシ」を習慣にすることです。嫌がる日は短い時間でもかまわないので、まずは歯ブラシを口に入れることを毎回続けました。そのかわり、1日1回(寝る前)は、仕上げ磨きで念入りに磨くことを心がけていました。

子どもの歯ブラシは「本人用」と「仕上げ用」の2本が基本

日本歯科衛生士会の保健指導の資料では、1歳6か月ごろから「歯ブラシは2本用意しましょう」とされています。子どもが自分で持つ本人用と、大人が使う仕上げ用です。

2本に分ける理由は、求められる形がまったく違うからです。

本人用(子どもが持つ)仕上げ用(大人が持つ)
柄太く、短めで握りやすいまっすぐで、大人が持ちやすい長さ
ヘッド小さめ小さめ(前歯2本分が目安)
毛やわらかめ毛足が短く、やわらかめ
安全面1〜2歳ごろは、のど突き防止の工夫があるもの大人がそばで使うので必須ではない
本人用は子どもが握りやすい太く短めの柄、仕上げ用は大人が持ちやすい長めの柄。どちらも小さめのヘッドとやわらかめの毛を選ぶ。

子どもが自分で磨く時間は「歯みがきの練習と習慣づけ」、汚れをしっかり落とすのは「大人の仕上げ磨き」と、役割を分けて考えるとわかりやすいです。

子ども用歯ブラシの選び方|3つのポイント

1. ヘッドは小さめ

子どもの口は小さく、奥歯まで届かせるにはヘッドの小ささが大切です。仕上げ用は前歯2本分くらいの幅が目安です。

2. 毛はやわらかめ

子どもの歯ぐきはデリケートです。かたい毛で痛い思いをすると、歯みがきを嫌がる原因になります。この記事で紹介する歯科専売の歯ブラシは、やわらかくてもコシがあり、プラークをしっかりかき出せるものを選んでいます。

3. 柄は「誰が持つか」で選ぶ

子どもが持つなら太くて握りやすい柄、仕上げ磨きなら大人が持ちやすい長めでまっすぐな柄です。さらに1〜2歳ごろの本人用は、のど突きを防ぐ形のもの(先が奥まで入りすぎないストッパー付き、曲がる柄など)を選ぶと安心です。

小さめのヘッド、やわらかめの毛、持つ人に合う柄という3つの選び方。年齢表示だけでなく歯の生え方と口の大きさも確認する。

【0〜2歳】はじめての歯ブラシのおすすめ

コンビ テテオ はじめて歯みがき 乳歯ブラシ STEP1

歯が生えはじめた赤ちゃんが、自分で持って歯ブラシに慣れるための1本です。6か月ごろから(歯が1〜6本のころ)が目安で、取り外しできる「のど突き防止プレート」が付いています。

この時期は、歯ブラシを口に入れることに慣れるのが目的です。汚れを落とすのは大人の仕上げ磨きに任せて、子どもには楽しく持たせてあげてください。持たせるときは、必ず大人がそばで見守り、床に座らせて使います(くわしくは後半の「喉突き事故」の章で)。

【1〜7歳ごろ】乳歯の時期のおすすめ歯ブラシ

オーラルケア タフト17(PS:プレミアムソフト)

子どもがはじめて自分で使う歯ブラシとして作られた、歯科医院専売の歯ブラシです。毛束が17、毛の長さ6.5mmの小さなヘッドで、乳歯の小さなすき間にも毛先がすっと入ります。柄は短めで、子どもの小さな手でも握りやすい形です。

「私の子どもたちも、この年齢のころはタフト17を使っていました。」毛先がやわらかくて歯ぐきにやさしいのに、プラークはよく取れます。かたさはPS(プレミアムソフト)とMがあり、子ども本人が使うならPSがおすすめです。1本150円前後と、こまめに替えやすい価格も助かります。

  • かたさ:PS(プレミアムソフト)・M
  • 歯科医院向けの通販では、乳歯の時期(1〜7歳ごろ)が目安
  • 1本 約150円(オーラルケア公式通販)

テペ セレクトミニ(エクストラソフト)

歯科予防の先進国、スウェーデン生まれの歯ブラシです。ヘッドの大きさは7×18mmと小さく、子どもはもちろん、仕上げ磨きをする大人にも持ちやすい柄になっています。かわいいイラスト入りの「セレクトミニ エンジョイ」もあり、私が勤めている歯科医院でも一押しの歯ブラシです。

「自分が担当している子どもの患者さんにも、絵柄がかわいいと人気の歯ブラシです。」

【6〜12歳ごろ】生えかわりの時期のおすすめ歯ブラシ

オーラルケア タフト20(PS:プレミアムソフト)

乳歯と永久歯がまじる「生えかわりの時期」に合わせた歯ブラシです。この時期は、形も大きさも違う歯が並び、生えたばかりの歯のまわりの歯ぐきはデリケートで痛みにも敏感です。タフト20は、乳歯にも永久歯にも対応するコンパクトヘッドで、口の中で動かしやすく、すみずみまで磨けます。

「私の子どもたちも、この年齢のころはタフト20を使っていました。」タフト17から毛束が3つ増え(20束)、毛は1mm長く、柄も太く丸い握りやすい形になります。6歳ごろ、奥に6歳臼歯が生えはじめたら、タフト17からタフト20への替えどきです。

  • かたさ:PS(プレミアムソフト)・M
  • 対象年齢:6〜12歳(オーラルケア公式通販)
  • 1本 約150円
ハミガキ専門店 Hamigaki Life
¥1,548 (2026/10/26 21:06時点 | 楽天市場調べ)

クラプロックス キッズ

スイスのクラプロックスの子ども用歯ブラシです。独自のやわらかい毛を高密度に植えていて、子どもの歯ぐきを傷つけずにプラークを落とせます。8角形の柄で、自然と持ち方が身につきやすいのも特徴です。

「仕上げ磨きのときも毛先がやわらかくて痛くないので、嫌がらずに磨ける歯ブラシです。」カラーが豊富で、子どもが自分で選ぶ楽しさもあります。

クラプロックス公式 楽天市場店
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【小学校高学年〜】大人の歯がそろってきたら

ルシェロ 歯ブラシ B-21 ピセラ(S:やわらかめ)

永久歯が増えてくる小学校高学年からは、大人用のコンパクトな歯ブラシに移っていきます。ルシェロ ピセラは、10代の方や、手やあごが小さめの大人の女性向けに作られたコンパクトなヘッドと柄の歯ブラシです。B-21はヘッドを薄くして、奥歯にも入れやすくしたタイプです。

生えたばかりの永久歯のまわりは歯ぐきが敏感なので、かたさはS(やわらかめ)がおすすめです。

仕上げ磨き用のおすすめ歯ブラシ

オーラルケア マミー17(S:ソフト)

仕上げ磨きのために作られた、歯科医院専売の歯ブラシです。ヘッドはタフト17と同じ17束の小ささで、柄だけが大人の手で持ちやすい長さになっています(全長157mm)。子どもが磨き残した細かいところも、楽にきれいに磨けます。

「私は子どもたちの仕上げ磨きには、マミー17を使っていました。」仕上げ磨きを嫌がる原因のひとつは、歯ブラシがかたくて歯ぐきに当たると痛いことです。マミー17はS(ソフト)なら、毛先が歯ぐきに当たっても痛がることがほとんどなく、安心して仕上げ磨きができます。

  • かたさ:S(ソフト)・M
  • 歯が少し生えそろってきたころから
  • 1本 約150円

オーラルケア プラウト(S:ソフト)|ピンポイント磨き用

毛束が1つだけの「ワンタフトブラシ」です。普通の歯ブラシでは届きにくいところに、毛先をピタッと当てて磨けます。子どもの仕上げ磨きでは、特に次の場所に使うと効果的です。

  • 奥歯のかみ合わせの溝
  • 生えかけの6歳臼歯(まわりの歯ぐきより低く、普通の歯ブラシが届きにくい)
  • 前歯の裏側
  • 歯と歯ぐきの境目、グラグラしている歯のまわり

かたさはS・MS・Mの3種類があり、子どもの仕上げ磨きには歯ぐきにやさしいS(ソフト)がおすすめです。なお、オーラルケアには子どもが自分で持つ用の短い柄のワンタフト「プチソフト」もあります。

ワンタフトブラシの使い方は、ワンタフトブラシのおすすめと使い方でくわしく解説しています。

ピジョン 仕上げ専用 全体みがき(ドラッグストアで買える)

すぐにドラッグストアで買いたい方には、ピジョンの仕上げ専用歯ブラシが手に入りやすいです。12か月ごろから(歯が9本ほど生えたころ)が目安で、やわらかめの毛です。2本入りなので、替えを用意しておけるのも便利です。

ウエルシア楽天市場支店
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紹介した歯ブラシの比較表

商品用途買える場所かたさ価格の目安
テテオ STEP10〜2歳・本人用ドラッグストア・通販やわらかめ約400円(1本)
タフト171〜7歳ごろ・本人用歯科医院・通販PS・M約150円(1本)
テペ セレクトミニ乳歯の時期・本人用歯科医院・通販エクストラソフト5本セットなど
タフト206〜12歳・本人用歯科医院・通販PS・M約150円(1本)
クラプロックス キッズ4〜12歳ごろ・本人用通販やわらかめ1本から
ルシェロ B-21 ピセラ小学校高学年〜歯科医院・通販S・M5本セットなど
マミー17仕上げ用歯科医院・通販S・M約150円(1本)
プラウト仕上げ用(ピンポイント)歯科医院・通販S・MS・M約330円(1本)
ピジョン 仕上げ専用仕上げ用ドラッグストア・通販やわらかめ約600円(2本)

価格は2026年10月時点のメーカー公式通販・ドラッグストアでの目安です。通販では10本・25本などのセットで売られていることが多く、こまめに替えるなら、まとめ買いのほうが1本あたりは安くなります。

仕上げ磨きのやり方|歯科衛生士が教える5つのコツ

ここからは、仕上げ磨きのやり方です。日本歯科衛生士会の保健指導の資料をもとに、臨床でお伝えしているポイントをまとめます。

子どもを仰向けにし、頭を大人のひざにのせて仕上げ磨きをする姿勢。口の中を見ながら、歯ブラシを鉛筆のように軽く持つ。
  1. 寝かせて磨く:1歳を過ぎたら、子どもを仰向けに寝かせて頭をひざに乗せ、上からのぞき込むと口の中がよく見えます。嫌がるときは、大人が体育座りをして太ももに乗せる方法もあります。
  2. 歯ブラシは鉛筆を持つように:力が入りすぎないよう、鉛筆を持つように軽く持ちます(ペングリップ)。
  3. 上の前歯は、上唇のスジを指でガード:上唇の裏にあるスジ(上唇小帯)に歯ブラシが当たると、とても痛がります。人さし指でスジをガードしながら、歯ブラシを直角に当てて小刻みに動かします。
  4. 奥歯は、ほほを指で広げて:人さし指をほほの内側に入れて広げ、見えるようにしてから磨きます。かみ合わせの溝には直角に、内側は歯ブラシを少し傾けて当てます。
  5. 6歳臼歯は横から、歯と歯の間はフロスで:生えかけの6歳臼歯は、歯ブラシを斜め横から入れるか、ワンタフトブラシを使います。歯と歯の間は歯ブラシの毛が届かないので、3歳ごろからはデンタルフロス(糸ようじ)も使いましょう。

仕上げ磨きを嫌がるときは、まず「お口あーんしようね」「ピカピカにしようね」と声をかけます。それでも嫌がるときは、子どもが好きなおもちゃを持たせて、遊びながら磨くと、すんなり口を開けてくれることがありました。

それでもどうしても嫌がる日は、正直なところ、体をしっかり支えて押さえて磨くこともよくありました。泣いてしまうのはかわいそうですが、むし歯になって歯医者さんで治療するほうが、子どもにとってはずっとつらい経験になります。そんな日は短い時間でさっと終わらせて、終わったらたくさんほめてあげてください。

そして、どんな日も、フッ化物入りの歯みがき粉は必ず使っていました。

子どもの歯ブラシの「喉突き事故」に注意

子どもの歯ブラシで、いちばん気をつけてほしいのが喉突き事故です。

消費者庁によると、東京消防庁の管内だけで、5歳以下の子どもが歯ブラシでけがをして救急搬送されたのは、令和4年までの5年間で182人。特に1〜2歳に多くなっています。歯ブラシをくわえたまま歩いたり、ソファーや踏み台から落ちたり、人にぶつかったりしたことが原因になっています。

事故を防ぐために、次のことを守ってください。

  • 歯みがきは、大人がそばで見守る中で、床に座ってさせる(椅子やソファーの上は避ける)
  • 歯ブラシをくわえたまま、歩いたり走ったりさせない
  • 3歳前半ごろまでの本人用は、のど突き防止の工夫がある歯ブラシ(ストッパー付き・柄が曲がるものなど)を選ぶ
  • 使い終わった歯ブラシは、子どもの手の届かないところに片づける
子どもは床に座って磨き、大人がそばで見守る。歯ブラシをくわえて歩かず、使用後は手の届かない場所へ片づける。

参考:消費者庁「歯ブラシによる喉突き事故に注意」

仕上げ磨きは何歳まで?

仕上げ磨きを何歳まで続けるかについて、学会がはっきりした年齢を示しているわけではありません。自治体の多くは、小学校中学年(3〜4年生)ごろまでを目安にしています。熊本県の保護者向け資料では「小学生までは続けるようにしましょう」とされています。

理由は、子どもが自分で磨くと、奥歯や生えたばかりの歯に磨き残しが出やすいからです。特に6歳臼歯や12歳臼歯が生えてくる時期は、歯の高さがそろわず、とても磨きにくくなります。

本人が嫌がる年齢になったら、毎日でなくても、寝る前だけ・週に何回かだけ「チェック磨き」をして、磨き残しを一緒に確認するのもおすすめです。

わが家では、小学生のあいだは仕上げ磨きを続けていました。やめどきの目安は「自分で上手に磨けるようになったら」です。わが家では、歯垢を赤く染める「染め出し液」を使って磨き残しをチェックし、自分で磨いても赤いところがほとんど残らなくなったら、仕上げ磨きは卒業にしました。

仕上げ磨きの卒業は年齢だけで決めず、奥歯や生えかけの歯の磨き残しを一緒に確認し、自分で磨ける力に合わせて判断する。

子どもの歯ブラシの交換時期

歯ブラシは、毛先が開いたら交換が基本です。メーカーや自治体の資料では、1か月に1回が目安とされています。歯ブラシを後ろから見て、毛がヘッドからはみ出していたら替えどきです。

ただ、子どもは歯ブラシを噛んでしまうことが多く、大人より早く毛先が開きます。私の臨床の実感でも、子ども用は1〜2週間で開いてしまうことがよくあります。毛先が開いた歯ブラシではプラークが落ちにくくなるので、こまめにチェックしてあげてください。

大人も含めた交換時期の目安は、歯ブラシの交換時期でくわしくまとめています。

あわせて知りたい|子どもの歯みがき粉の量とフッ素の濃さ

歯ブラシと一緒に見直したいのが、歯みがき粉です。2023年に日本小児歯科学会など4つの学会が、年齢ごとの使い方をまとめています。

年齢歯みがき粉の量フッ化物の濃さ
歯が生えてから2歳米粒くらい(1〜2mm)1000ppm(日本の製品では900〜1000ppm)
3〜5歳グリーンピースくらい(5mm)1000ppm(日本の製品では900〜1000ppm)
6歳以上歯ブラシ全体(1.5〜2cm)1500ppm(日本の製品では1400〜1500ppm)

寝る前を含めて1日2回使い、うがいは少なめの水で1回だけにするのがポイントです。子ども用の歯みがき粉の選び方とおすすめは、子どもの歯みがき粉おすすめ(年齢別・フッ素濃度一覧)をご覧ください。

よくある質問

Q. 子どもの歯ブラシは、市販品と歯科専売品のどちらがいいですか?

A. どちらでも、年齢に合った大きさ・やわらかさのものなら大丈夫です。歯科専売品は、やわらかくてもコシがある毛や、年齢ごとに細かく分かれたサイズが特徴で、私はプラークの落ちやすさから歯科専売品をおすすめしています。通販でも買えます。

Q. 子どもに電動歯ブラシを使ってもいいですか?

A. 子ども用の電動歯ブラシもありますが、まずは手みがきで歯みがきの習慣をつけるのが基本です。電動歯ブラシを使う場合も、仕上げ磨きは続けてください。子ども用の電動歯ブラシについては、子ども用電動歯ブラシのおすすめにまとめています。

Q. キャラクターの歯ブラシでもいいですか?

A. 子どもが歯みがきを好きになるきっかけになるなら、とても良いことです。ただし、キャラクターだけで選ばず、ヘッドの小ささと毛のやわらかさが年齢に合っているかを確認してください。テペのセレクトミニ エンジョイのように、絵柄がかわいくて磨きやすさも両立した歯ブラシもあります。

Q. 仕上げ磨き用の歯ブラシは、何歳から必要ですか?

A. 歯が生えはじめたら、仕上げ磨きを始めましょう。日本歯科衛生士会の資料では、1歳6か月ごろから本人用と仕上げ用の2本を用意するのが目安とされています。

まとめ

子どもの歯ブラシは、本人用と仕上げ用の2本を、年齢に合わせて選ぶのがポイントです。

  • 本人用:1〜7歳ごろはタフト17、6歳ごろからはタフト20
  • 仕上げ用:マミー17。奥歯の溝や6歳臼歯にはプラウトS
  • 1〜2歳ごろは、のど突き防止付きの歯ブラシを選び、床に座らせて大人がそばで見守る
  • 仕上げ磨きは小学校中学年ごろまでが目安
  • 毛先が開いたら交換(子どもは早く開くので、こまめにチェック)

※大人の方がご自分用の歯ブラシをお探しの場合は、歯ブラシのおすすめのほうが役に立ちます。

【監修・執筆】とうま

日本歯周病学会認定歯科衛生士/歯科臨床麻酔認定歯科衛生士/ホワイトニングコーディネーター

20年以上の臨床経験を基に、日本歯周病学会認定歯科衛生士をはじめとする複数の専門資格を有し、質の高い医療提供を追求している。
予防歯科、歯周治療、ホワイトニング分野を中心に、専門的知識をわかりやすく伝え、患者さんやそのご家族が安心できる情報を発信。

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