【2025年最新】口腔乾燥におすすめの保湿ジェル&スプレー7選|高齢者・介護にも安心な人気アイテム【歯科衛生士監修】

歯の健康

年齢を重ねるにつれて、「口が乾く」「話しづらい」「食事がしにくい」といった口腔乾燥の悩みを抱える方が増えています。ドライマウスは放置すると、むし歯・歯周病・口臭だけでなく、誤嚥性肺炎のリスクまで高まるため、早めの対策がとても大切です。
そんな時に役立つのが、保湿ジェルやスプレーなどの「口腔保湿剤」。毎日のケアに取り入れるだけで、口のうるおいをしっかりキープし、生活の質(QOL)をぐっと高めてくれます。
本記事では、歯科現場でも使用される信頼のジェル・スプレー7選を厳選して紹介。それぞれの特徴や使い方もわかりやすく解説します。高齢者の方や介護中のご家族にも安心して使えるアイテムばかりですので、ぜひ参考にしてください。

【比較表】7商品まとめ一覧

順位商品名タイプ主な成分・特徴おすすめポイント
1位バトラー うるおい透明ジェルジェルヒアルロン酸・トレハロース・保湿力高い高保湿×口腔ケア専門設計。介護現場にも◎
2位バトラー ジェルスプレースプレートウモロコシ由来Tornare®配合・とどまりやすい液状たれにくい×衛生的。外出先でも手軽に保湿
3位うるおいキープ(アサヒ)ジェルヒアルロン酸・セラミド配合・水分含有75%口臭ケア・ネバつき対策に優れた保湿力
4位うるおいミスト(アサヒ)スプレーヒアルロン酸・3種の植物エキス・ノズル付きミント香味で息さわやか&持ち運び◎
5位アクアバランス スプレー(ライオン)スプレーγ-PGA配合・l-メントールで口臭ケア薬用・ロングノズル・爽やかなレモン味
6位コンクール マウスジェルジェルラクトフェリン・唾液類似成分・アルコールフリー牛乳由来・長時間うるおい・介護用にも
7位バイオティーン オーラルバランスジェルグリセリン・キシリトール・中性pH低刺激・パラベン/アルコール不使用

🥇 1位:バトラー うるおい透明ジェル(サンスター)

商品の特徴

「バトラー うるおい透明ジェル」は、しっとりとした保湿感が長時間続く口腔保湿ジェルです。
加水分解水添デンプンとイノシトールを配合し、高い水分保持力を実現。ジェル特有のベタつきが少なく、口腔内にやさしく広がる絶妙な粘度設計で、塗布しやすさも抜群です。
介護現場でも使用されることが多く、スポンジブラシでの塗布にも対応。ほのかな甘みで刺激が少なく、就寝前や食前のケアにも安心して使えます。
口が乾いて会話や食事がしにくい方、義歯の摩擦を減らしたい方に特におすすめです。


歯科衛生士レビュー

口腔乾燥のケアでまず試してほしい1本です。ジェルの広がりがよく、乾燥した粘膜にも負担をかけずに塗布できます。
とくに介護中の高齢者や、長時間口を開ける処置の前後にも最適で、歯科でも実際によく使われています。
成分もマイルドで、誤嚥リスクのある方にも配慮された処方なので安心です。スポンジブラシと併用するとより効果的ですよ。


🥈 2位:バトラー ジェルスプレー(サンスター)

商品の特徴

「バトラー ジェルスプレー」は、乾いたお口にひと吹きするだけでうるおいを届ける、スプレータイプの口腔保湿剤です。タピオカやトウモロコシ由来の保湿成分「Tornare®(トルナーレ)」を配合し、液状ながらたれにくく、お口の中にしっかりとどまる高保湿設計。
指を使わず直接スプレーできるため、衛生的で介護現場にも向いています。携帯にも便利で、外出先での乾燥対策にも◎。2時間に1回程度の使用で、口内の乾燥や不快感を軽減してくれます。食事前や会話前のうるおい補給にもおすすめです。


歯科衛生士レビュー

スプレータイプでここまで保湿力があるのは珍しく、実際に高齢者施設や在宅介護でもよく使われています。
とくに「手を使わずに保湿したい」というケースで重宝され、衛生的に使える点も◎。
液がたれにくいので誤嚥のリスクも低く、口腔乾燥が強い方にも安心して使えます。外出時の携帯用として1本持っておくと便利です。


🥉 3位:うるおいキープ ジェル(アサヒグループ食品)

商品の特徴

「オーラルプラス うるおいキープ」は、ヒアルロン酸・トレハロース・セラミドといった保湿成分を配合した、みずみずしい使用感の口腔用ジェルです。水分含有量は75%以上と高く、口の中が強く乾く方でもしっかりうるおいを感じられる処方になっています。
乾燥による口臭やネバつき、粘膜の不快感を和らげるのに最適で、自然な使いごこちも人気のポイント。
使用前にお口の汚れを軽くふき取ってから、清潔な指やスポンジブラシで薄く塗り広げるだけ。塗り重ね不要で、必要量だけ使えるのも衛生的です。


🦷 歯科衛生士レビュー

乾燥が強い方、特に「口臭やネバつきも気になる」というケースでよくおすすめしています。
ヒアルロン酸・セラミド配合で粘膜への刺激も少なく、日常使いしやすい点が好評です。
ジェル自体が水分たっぷりで広がりもよく、介護施設や在宅ケアでの導入も多い製品。
塗り重ねずに済むので、ケアに不慣れな方でも使いやすいと思います。


🏅 4位:うるおいミスト(アサヒグループ食品)

商品の特徴

「オーラルプラス うるおいミスト」は、口の乾燥をやさしくうるおしながら、口臭予防やネバつき対策にも効果的な口腔用スプレーです。
ヒアルロン酸、トレハロース、セラミドなどの保湿成分に加え、クマイザサ葉・カキタンニン・チャ葉の植物エキスを配合し、清潔な口内環境をサポートします。
ノズル付きのワイドミストで口全体に均一に広がり、1日何度でも使える手軽さが魅力。水道のない場所や外出時でもサッと使えて、口臭が気になるタイミングにもおすすめ。
香味はミント系で、さっぱりとした清涼感も人気です。


歯科衛生士レビュー

手軽に使えるミストタイプとしては非常に優秀で、日中の乾燥対策やお口のリフレッシュにぴったりです。
清涼感のあるミント系ですが、刺激はマイルドで高齢者の方でも使いやすい印象です。
ノズルからワイドに広がるためムラなく保湿でき、ベッドサイドや施設でも活躍します。
ジェルと併用することで、乾燥ケアをシーンに応じて使い分けることができます。


🏅 5位:アクアバランス スプレー(ライオン)

商品の特徴

「アクアバランス 薬用マウススプレー」は、口の乾燥と口臭ケアを同時に叶える薬用スプレーです。唾液の分泌が少なくなりがちな高齢者や、会話・マスク着用などで口が渇きやすい方におすすめ。
保湿成分「γ-PGA(ポリグルタミン酸)」がうるおいをしっかりキープし、有効成分l-メントールが気になる口臭をすっきり抑えます。
低刺激なノンアルコール処方&レモン香味で、爽やかな使用感。狙ったところにスプレーしやすいロングノズル設計で、1本あたり約100回使用可能。外出中の乾燥ケアにも最適です。

アクアバランス 薬用マウススプレーの口臭抑制効果


歯科衛生士レビュー

乾燥と口臭ケアを一緒にできる点が魅力で、特に外出先や応急的な保湿に向いています。メントールが配合されていますが、刺激は控えめなので高齢者でも使いやすい印象です。
ロングノズルで患部にピンポイント噴霧ができるのも◎。マスク生活や加齢による口臭トラブルに悩む方から好評です。
保湿ジェルとの併用で、より長時間のうるおい維持も可能です。


🏅 6位:コンクール マウスジェル(ウエルテック)

商品の特徴

「コンクール マウスジェル」は、唾液の働きを補う成分を配合した口腔化粧品タイプの保湿ジェルです。ホエイタンパク・ラクトフェリン・ヒトオリゴペプチド-1など、保湿・保護に優れた唾液類似成分が乾燥したお口にうるおいを与えます。
ジェル特有の「粘つき」「ダマになりやすさ」を抑えた処方で、なめらかに伸びて長時間保湿。ミントやアルコールの刺激がないため、口腔内が敏感な方や高齢者にも安心して使える設計です。
携帯に便利なサイズで、乾燥を感じたタイミングでサッとケアできるのも魅力です。
※牛乳アレルギーの方は使用を避けてください。


🦷 歯科衛生士レビュー

このジェルは唾液分泌が少ない患者さんにおすすめしやすい一品です。口腔粘膜にやさしくフィットし、違和感なく使えるテクスチャーが特長。特に高齢者や介護が必要な方には、低刺激かつ保湿力が高い点が評価できます。
持ち運びしやすいミニボトルで、外出先でも気軽にケアできるのも利便性が高いです。粘膜の保護と乾燥予防を両立できる、日常使いに最適な保湿ジェルだと思います。


🏅 7位:バイオティーン オーラルバランスジェル(GSK)

商品の特徴

「バイオティーン オーラルバランス ジェル」は、お口の渇きや乾燥トラブルをやさしくケアするために設計された保湿ジェルです。パラベン・香料・アルコール不使用で、中性pH設計により刺激が少なく、敏感な口腔粘膜にも使いやすいのが特長。
グリセリンやソルビトールなどの保湿成分に加え、キシリトールも配合。口腔内をうるおしながら清潔に保ち、乾燥による口臭や不快感をやわらげます。
透明なジェルタイプで、べたつかず自然な使用感。必要なときに1日何度でも使用でき、義歯を使用している方にも対応している安心処方です。

ドライマウスの原因は薬の副作用の可能性もあります


歯科衛生士レビュー

このジェルは敏感な粘膜を持つ方や薬の副作用による口腔乾燥のある方に非常に向いています。pHが中性でアルコール無添加なので、刺激がほとんどなく、やさしい保湿感が持続します。
義歯使用者や口臭ケアをしたい高齢の患者さんにも勧めやすいです。日中だけでなく、就寝前のケアにも最適で、ドライマウス対策として歯科でもよく紹介されている定番品です。



【使い方】正しい口腔保湿剤の使い方と注意点

口腔保湿剤は、お口の乾燥や不快感を和らげ、粘膜の健康を保つための大切なケア用品です。使用前には、スポンジブラシやウエットティッシュで食べかすや汚れを除去し、清潔な状態にしておきましょう。
ジェルタイプは指やスポンジブラシに適量を取り、口腔内全体に薄く塗り広げるのが基本。スプレータイプは1回3〜5プッシュを目安に、口腔内にまんべんなくスプレーし、吐き出すか拭き取ります。
また、アルコールやアレルギー成分が含まれていないか事前に確認することも大切です。特に牛乳由来成分やメントールなどに注意しましょう。日常的に乾燥が気になるときにこまめに使用するのが、効果的な保湿ケアのポイントです。

【Q&A】口腔保湿剤の使い方と注意点

Q1. どのタイミングで使うのが効果的?
A. 起床時、食事前後、会話や運動のあとなど、お口の乾燥が気になったタイミングでこまめに使用するのが効果的です。1日に何度でも使えます。

Q2. 使用前に何か準備が必要?
A. はい。食べかすや汚れを除去してから使用してください。ウエットティッシュやスポンジブラシでお口の中をやさしく清掃しましょう。

Q3. ジェルとスプレー、どちらを選べばいい?
A. ジェルは保湿力が高く、長時間の潤いが欲しい方におすすめ。スプレーは手軽さや外出先での使用に便利です。使い分けも◎。

Q4. アレルギーが心配だけど、大丈夫?
A. 製品によっては牛乳由来成分やメントールが含まれているものもあります。成分表示を必ず確認し、不安があれば医師・歯科衛生士に相談を。

Q5. 要介護の家族に使ってもいい?
A. はい。多くの製品は介護用としても使用可能です。ただし、スポンジブラシの併用や誤嚥防止の配慮など、歯科衛生士の指導を受けながら使用することが推奨されます。


【まとめ】口腔乾燥のケアは「毎日の習慣」から

お口の乾燥は、加齢・薬の副作用・口呼吸など様々な原因で起こり、放置すると口臭・虫歯・誤嚥性肺炎などリスクを高めます。そこで役立つのが「口腔保湿剤」です。ジェルタイプやスプレータイプなど種類も豊富で、使用目的やライフスタイルに応じた選び方が大切です。今回のランキングでは、うるおいの持続性・使いやすさ・成分のやさしさなど、歯科衛生士の視点から厳選した7商品を紹介しました。正しい使い方と注意点を理解し、自分や家族に合った保湿ケアでお口の健康を守りましょう。

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【監修・執筆】とうま

日本歯周病学会認定歯科衛生士/歯科臨床麻酔認定歯科衛生士/ホワイトニングコーディネーター

20年以上の臨床経験を基に、日本歯周病学会認定歯科衛生士をはじめとする複数の専門資格を有し、質の高い医療提供を追求している。
予防歯科、歯周治療、ホワイトニング分野を中心に、専門的知識をわかりやすく伝え、患者さんやそのご家族が安心できる情報を発信。

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