歯磨きは、いつすればいいの?

歯の健康

毎日の歯磨き、食べてすぐ磨くのは良くないから30分後に磨きましょう。って聞いたけれど、本当?

でも、歯磨きは食後3分以内にしないとむし歯になると聞いたこともあるけれど、、、

実際は、何が正しいの??

今回は、そんな疑問にお答えします。

ますは、結論から!!

結論:歯磨きする前に水で30秒ぐらい、すすいでから磨きましょう

ではなぜ、食後すぐに磨くといけないのか?

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食後すぐに磨くといけない理由について解説

解説:歯は人の中で最も硬い組織ですが、唯一弱点があります。
それは、酸です。
酸とは、酸性・中性・アルカリ性の酸です。
むし歯は、むし歯菌が酸を出し、次第に歯が溶けていき穴が開きます。
食べ物や飲み物でも酸性が強いものほど歯が溶けやすくなります。
例えば、コーラやレモン系の炭酸飲料水、スポーツドリンク、グレープフルーツやミカンなどの柑橘類、健康志向の方が飲んでいるお酢や酢の物、サラダにかけるドレッシングなど、酸性が強いものが数多くあります。

もしも、お口の中が強い酸性の状態にあるときに、歯ブラシで歯を磨くと、どの様になりそうですか?
答えは、より歯が溶けてしまう可能性が高いのです。

その対策として、唾液の力を借りてお口の中を酸性から中性に戻してから歯を磨きましょう。
唾液の力で中性に戻るのがおよそ30~40分かかります。(個人差あり)
だから、歯磨きは、30分してから磨きましょうという話しになるわけです。

次に歯磨きは食後3分以内にしないとむし歯になるとも聞いたこともあるけれど、、、について解説します。

食後3分以内に歯磨きしないと、いけない理由について解説

解説:今から50年程前の日本は他の先進国と比べむし歯になる人が多い国でした。
そこで、厚労省がむし歯になる人を減らすために【3・3・3運動】をおこないました。
それは、1日3回、食後3分以内、3分間磨きましょう】というキャッチフレーズで国民に対し、歯磨きの大切さを訴えた合言葉のようなものでした。
それが、いまだに皆様の中で定着していたり、語り継がれ、話を聞いたりすることがあると考えます。

では、そのことを踏まえ、私の考えをお伝えします。

私の考え

食後30分後に歯を磨くことは、可能でしょうか?
朝食後30分もすれば通勤・通学の時間になってしまいます。
昼は、休み時間が終わり仕事や授業が開始されてしまうので、現実的にできる人が限られてしまいます。
磨かないことにより、むしろむし歯のリスクが高くなります。

結論

時間が取れる方は、食後30分してから磨くことをおすすめします。

しかし私は、食後30分してから磨くことができないので、食後すぐに歯を磨いています。
酸性のお口の中を中和する為にまずは、

歯磨き前に水で30秒ほどすすいでから磨くようにしましょう!!


時間に限りがある方には、その一工夫で、食後すぐに磨くことをおすすめしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
歯磨き前の一工夫ですぐに磨いても、歯が溶けにくい方法をお伝えしました。
既に実践している方も多いと思いますが、まだ試したことがない方は、次の歯磨きから実践してみてはいかがでしょうか。

こちらのブログでは、お口の中にまつわる様々な情報を発信しております。
よろしければ、ほかの記事も閲覧して頂けると幸いです。

それでは、また次のブログでお会いしましょう。
そして、一緒に歯ッピーライフを目指しましょう!

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