歯科衛生士おすすめ虫歯予防【歯間ブラシ編】

歯の健康

むし歯予防の必須アイテム!!

歯間ブラシは、使っていますか?

歯ブラシで毎日、磨いていれば大丈夫とお考えの方は、要注意です。

なんとなく必要だと思っているけれど、使い方や使うタイミングが分からない?
デンタルフロスがいいのか、歯間ブラシがいいのか分からない?

今回は、こんな悩みをお持ちの方に向けた内容になっております。

歯ブラシのサポート役だと思われがちだけど実はすごい、歯間ブラシについて紹介します。

この記事を読むと分かること

  • 歯間ブラシの大切さ
  • 歯間ブラシの使うタイミング
  • あなたに合った歯間ブラシが分かる
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歯間ブラシとは

歯と歯の間の付け根の隙間に付着したプラーク(むし歯菌)や食べかすを取り除く専用の歯ブラシです。

そのままにしておくと、むし歯や歯周病が進行し、歯を失う可能性があります。

歯の隙間がある方は、歯間ブラシがおすすめです。

歯の隙間がない方は、デンタルフロスを使いましょう。

歯科衛生士おすすめ虫歯予防【デンタルフロス編】

https://oral-health-literacy.com/dental-fioss/

歯間ブラシの効果

歯ブラシのみの歯磨きに比べ歯間ブラシもおこなうことにより、むし歯の原因であるプラークの除去率が更に上がり、キレイに磨くことができます。

このようなデータもあります。

【プラーク除去効果】
歯ブラシのみ:58%
歯ブラシ+歯間ブラシ:95.2%
歯ブラシ+デンタルフロス:85.9%

⽇本⻭周病学会会誌,17:262,1975

歯間ブラシの選び方

  • 歯の隙間に合ったサイズを選び、使用する
  • 初めて歯間ブラシを使う場合は、サイズの小さい(細い)ものを選び、隙間に合わせ徐々に大きい(太い)物を選ぶ
  • 歯科医院に行く機会がある方は、そこで歯間ブラシのサイズを選んでもらう

歯間ブラシの使い方

歯の表側と内側の両方からおこなう事が望ましいです。

しかし、難しい場合は一方向からだけでもやらない場合よりも、予防効果があります。

STEP1

鉛筆を持つように手にとりましょう。

鉛筆を持つように手にとりましょう。※イメージ図

STEP2

鏡を見ながら、歯ぐきを傷つけないようにゆっくり斜めに差し込みます。

鏡を見ながら、歯ぐきを傷つけないようにゆっくり斜めに差し込みます。※イメージ図

STEP3

歯間用ブラシを水平にし、歯の面に合わせて前後に2〜3回動かします。奥歯は歯の内側からと外側から、両方行いましょう。

歯間用ブラシを水平にし、歯の面に合わせて前後に2〜3回動かします。奥歯は歯の内側からと外側から、両方行いましょう。※イメージ図

STEP4

隣り合った歯それぞれに軽く当て、キレイにしましょう。

隣り合った歯それぞれに軽く当て、キレイにしましょう。※イメージ図

STEP5

使い終わったら流水ですすぎ、風通しのよい場所で保管しましょう。

使い終わったら流水ですすぎ、風通しのよい場所で保管しましょう。※イメージ図

取り替え時期について

歯間用ブラシの毛先が乱れたり、短くなってきたりしたら取り替え時期です。

歯間用ブラシの毛先が乱れたり、短くなってきたりしたら取り替え時です。※イメージ図

歯間ブラシの使い方

システマ歯間用ブラシ|製品ラインアップ|ライオン (lion.co.jp)

歯間ブラシを使うタイミング

就寝前&歯ブラシの前におこなう事をおすすめします。

歯ブラシと歯間ブラシ、どちらを先におこなうのか、迷ったことはありませんか?
2021年の調査では、歯間ブラシを歯磨き前におこなった方がきれいに磨けるというデータもあります。

歯間ブラシ→歯ブラシ、歯垢除去率平均69.9%
歯ブラシ→歯間ブラシ、歯垢除去率平均55.3%

歯間ブラシを先に使ったほうがキレイに磨け

「歯間ブラシ」は先に使う方が効果的! 「歯間ブラシ」で、磨くを変える! | デンタルプロのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー (kyodonewsprwire.jp)

次に歯間ブラシの種類について紹介します。

おすすめ歯間ブラシの種類

毛先のタイプ

ワイヤータイプとゴムタイプがありますが、ワイヤータイプを選びましょう

歯間ブラシの形は、基本的には、L字型タイプとI字型タイプ(ストレートタイプ)があります。

個人的には、L字型タイプは、奥歯も使いやすいと考えていますが、どちらでも使いやすい方をご使用ください。

L字型タイプ

DENT.EX 歯間ブラシ

超合金SAワイヤー採用で折れにくく、110°アングルと85mmホルダーが高い操作性を確保、確実なプラークコントロールを実現します。
4SからLLまで7サイズの豊富なラインナップであらゆる歯間に対応します。

特長
  1. 耐久性が高く折れにくい超合金SAワイヤーを採用。
  2. 歯間に挿入しやすい110°アングルと持ちやすいハンドル。

3.4SからLLまで豊富な7サイズのラインナップであらゆる歯間に対応。

システマ歯間用ブラシ

I字型タイプ

サンスター:ガム・歯間ブラシI字型

歯間部の歯周プラーク(歯垢)を効果的に除去

みがきにくい歯間にも届きやすい薄型ロングハンドルを採用。
独自開発の三角毛が効果的に歯周プラーク(歯垢)を除去します。

特長
  1. フラット形状のネック部で曲げやすく、薄型ロングハンドルとすることでみがきにくい歯間にも届きやすい設計です。
  2. 毎日清潔に使用できるように、抗菌毛を採用しています。
  3. 独自開発の三角毛は、円形毛と比較して 歯周プラーク(歯垢)除去力が125%にアップ。
    ブラッシングだけでは落としきれない歯間部の歯周プラーク(歯垢)を効果的に除去します。
  4. 持ち運びにも便利な保管キャップ2個付です。

サンスター:ガム・歯間ブラシI字型

ガム・歯間ブラシI字型│オーラルケア│サンスター製品情報サイト (sunstar.com)

まとめ

私のおすすめは、ワイヤータイプL字型のDENT.EX 歯間ブラシです。
しかし、ストレートタイプの歯間ブラシを好む方もおります。

また、歯茎が傷つきやすい方は、ゴムタイプの歯間ブラシも市販されておりますが、歯垢(プラーク)が落としにくいのが難点です。

今回は、歯間ブラシについて紹介しました。

これを機に、歯間ブラシも必ずおこなう習慣を身に着け、むし歯にならない口腔環境を整えましょう。

こちらのブログでは、お口の中にまつわる様々な情報を発信しております。
よろしければ、ほかの記事も閲覧して頂けると幸いです。

それでは、また次のブログでお会いしましょう。
そして、一緒に歯ッピーライフを目指しましょう!

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