【歯科衛生士が本音で解説】インプラントを長持ちさせるための本当に必要なケアグッズ4選

歯の健康

「毎日歯磨きしているのに、インプラントのまわりが腫れる・出血する」
これは歯科医院で本当によく聞く悩みです。
また、本人に自覚がなくてもインプラント周りの歯ぐきが炎症しているケースはよくあります。

歯科衛生士として多くのインプラント患者さんを見てきましたが、
**原因の多くは“ケア不足”ではなく、“道具の選び間違い”**です。

この記事では、
私が実際に患者さんに説明・指導で使っているケアグッズだけを厳選して紹介します。

✨歯科衛生士!おすすめ歯ブラシ|認定歯科衛生士が徹底解説


インプラントケアで多い4つの失敗

まず、やってしまいがちなNGから。

  • 歯ブラシ1本だけで済ませている
  • フロスが入らず「自分には無理」と諦めている
  • 歯間ブラシのサイズが合っていない
  • 出血=磨きすぎと思って中断してしまう

インプラントは天然歯と違い、炎症に気づきにくく進行が早いのが特徴です。
だからこそ、正しい道具選びが最優先になります。


インプラントには「専用設計のケア」が必要な理由

  • 歯根膜がなく、細菌への防御力が低い
  • プラークが停滞しやすい構造
  • 一度炎症が進むと回復しにくい

👉 歯ブラシ+歯間清掃(歯間ブラシorフロス)+補助ケアブラシ
理想は、この3点セットが基本です。


歯科衛生士が本当にすすめるインプラントケアグッズ4選

ここからが本題です。
※すべて「毎日使える・現実的・続けやすい」基準で選んでいます。


① 歯ブラシ|ライオン《ワンタフト システマ》

おすすめ理由

  • インプラント周囲・ブリッジ下部にピンポイントで届く
  • 毛先が細く、歯肉を傷つけにくい
  • 通常の歯ブラシでは届かない部位の“すきま磨き”に最適

使いどころ

  • インプラントと歯ぐきの境目
  • 歯が重なっている部分
  • ブリッジや連結部の下

歯科衛生士の現場メモ

「ここを磨けていない人がほぼ100%」と言っていい部位に届くのがワンタフト。

インプラントのつけ根を狙って斜めに入れて溝に入っている感じや少しチクっとするのが正解の磨き方。

普通の歯ブラシだけでは届かない細菌にもアプローチできます。


② 歯磨剤|ライオン《Systema SP-T ジェル Plus》

おすすめ理由

  • 無研磨・低刺激でインプラント向き
  • 歯周病原因菌へのアプローチ
  • 電動歯ブラシ・ワンタフトとも相性が良い

なぜジェルタイプ?

  • 発泡が少なく、磨いている場所が見える
  • インプラント周囲に成分がとどまりやすい

注意点

  • 「爽快感重視」の人には物足りないかも
    → それでもインプラントケアでは刺激の少なさと薬用成分の停滞時間がカギです

③ デンタルフロス|オーラルケア《フロアフロス セイビング》

おすすめ理由

  • 非常に繊維が多く、プラーク除去力が高い
  • インプラント周囲の“歯周病菌”を絡め取れる
  • フロス初心者でも扱いやすい

向いている人

  • 歯間ブラシが入りにくい部位がある
  • 出血しやすいが、しっかり清掃したい人

スレッド部分(青色)で切り取ります。

1本ずつ切り取って使用します。お好みの長さに合わせて、フロス部分でカットすることも可能です。

正直な話

すべての人にフロスは必須ではありません。
ただ「使える人」には、これ一択でいいと思っています。

奥歯は少し難しいですがチャレンジしましょう。応援しています。


④ 歯間ブラシ|クラプロックス《歯間ブラシ》

インプラントケアの最重要アイテム

インプラントは天然歯と違い歯根膜がなく、歯と歯ぐきのすき間に汚れが溜まりやすい構造をしています。歯ブラシだけではこの部分のプラークは落としきれず、炎症が進行しやすくなります。歯間ブラシはインプラント周囲に直接アプローチでき、周囲炎予防の要となるケア用品です。

おすすめ理由

  • ワイヤーがしなやかで歯肉にやさしい
  • 毛が高密度で清掃効率が高い
  • サイズ展開が豊富で“合うサイズ”を選びやすい

絶対に知ってほしいポイント

  • キツ過ぎる、ユル過ぎるサイズはNG
  • 毎日一回、間に通すのが効果的
  • 「少し抵抗があるが痛くない」が正解

歯科衛生士の本音

インプラント周囲炎の多くは「歯間ブラシをやってないこと」が原因です。

歯間ブラシは、むしろメインのケアグッズです。

✨「クラプロックス歯間ブラシの選び方とサイズガイド|歯科衛生士が使い方とレビューを解説」


よくある質問(Q&A)

Q. 毎日すべて使わないとダメ?
→ いいえ。
基本は「歯ブラシ+歯間ブラシ」。
余裕があればワンタフトやフロスを追加。

Q. 出血したら中止すべき?
→ 基本は中止しません。
軽い出血は炎症のサインです。やさしく継続することが大切です。


まとめ|インプラントを守るのは「高価な治療」ではない

インプラントを長持ちさせる最大のポイントは、
毎日の正しいセルフケアです。

  • 道具を変える
  • やり方を少し見直す
    それだけで、将来の再治療リスクは大きく下げられます。

まずは
歯間ブラシとワンタフトから始めてみてください。

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【監修・執筆】とうま

日本歯周病学会認定歯科衛生士/歯科臨床麻酔認定歯科衛生士/ホワイトニングコーディネーター

20年以上の臨床経験を基に、日本歯周病学会認定歯科衛生士をはじめとする複数の専門資格を有し、質の高い医療提供を追求している。
予防歯科、歯周治療、ホワイトニング分野を中心に、専門的知識をわかりやすく伝え、患者さんやそのご家族が安心できる情報を発信。

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