「うちの子、もう中学生。歯磨き粉って、いつまで子ども用でいいんだろう?」
「大人用に変えたら『辛い』と言われて、結局また子ども用に戻ってしまった」
こんにちは。認定歯科衛生士のとうまです。歯科クリニックで20年以上、患者さんのお口の中を見てきました。そして、高校生の子ども2人を育てている親でもあります。この質問は臨床でもよく聞かれますし、私自身が家で悩んだところでもあります。
【結論】中学生になったら、基本は大人と同じ「1450ppm」でOKです
中学生になったら子ども用を卒業して、大人と同じフッ化物(フッ素)1450ppmのものを使って構いません。
「強すぎない?」と思われるかもしれませんが、これは私の個人的な意見ではありません。
2023年1月、日本の歯科4学会が合同で出した提言で、「6〜14歳」という年齢区分そのものが廃止されました。いまは「6歳以上は、子どもも大人も高齢者も同じ1400〜1500ppmF」に統一されています。つまり中学生・高校生は「子ども用の続き」ではなく、もう大人と同じ土俵にいるということです。
ただし、話はこれで終わりません。この年代には生えたての奥歯・部活・矯正・思春期の歯ぐきといった、この年代だけの事情があります。そして最大の問題はそもそも磨いてくれないことです。
※小学生以下のお子さんには、【歯科衛生士厳選】子供の歯磨き粉おすすめ7選|年齢別のフッ素濃度を徹底解説のほうがそのまま役に立ちます。

なぜ中学生は「子ども用」を卒業していいのか
2023年に「6〜14歳」という区分がなくなりました
以前は「6〜14歳は950ppmF」「15歳以上は1450ppmF」と分かれていて、中学生は中途半端な位置にいました。それが2023年1月の提言で6歳以上は一律1400〜1500ppmFに変わり、中学生専用の濃度は、もう存在しません。
| 年齢 | 濃度 | 使用量の目安 |
|---|---|---|
| 歯が生えてから2歳 | 900〜1000ppmF | 米粒程度(1〜2mm) |
| 3〜5歳 | 900〜1000ppmF | グリーンピース程度(5mm) |
| 6歳以上(中高生・大人・高齢者) | 1400〜1500ppmF | 歯ブラシ全体(1.5〜2cm) |
お子さんが中学生なら、いちばん下の段。お母さん・お父さんと同じ枠です。
濃度より、じつは「使い方」でつまずいています
臨床で毎日感じているのは、濃度を上げても、使い方で台なしにしている方がとても多いということです。提言では、使い方も示されています。
- 量をケチらない:6歳以上は歯ブラシ全体(1.5〜2cm)。多くの中高生は、ほんの少ししか出していません
- 1日2回、うち1回は必ず寝る前:寝ている間は唾液が減るので、夜がいちばん効きます
- うがいは、少量の水で1回だけ:ここが最重要です
とくに「うがいは1回」は、ほとんどのご家庭で守られていません。でも何度もゆすぐとせっかくのフッ化物が流れ出てしまいます。歯磨き粉を変えるより、ここを直すほうが効果的なことも珍しくありません。お子さんに伝えるのは「ゆすぐのは1回でいいよ」で十分です。



中学生・高校生の口の中で、いま本当に起きていること
ここからが、この年代ならではの話です。小学生のときとは、事情がまったく違います。
①「12歳臼歯」が、いちばん磨きにくい場所に生えてくる
11〜13歳ごろ、いちばん奥に第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてきます。これが手ごわいのです。
- 生えたての永久歯は、まだ歯の質が弱い(数年かけて硬くなります)
- いちばん奥で、歯ブラシが届きにくい。生えきるまで、歯ぐきに半分かぶった時期が続きます
- 乳歯が抜けて生えるわけではないので、親も本人も気づきにくい
6歳臼歯のときは仕上げ磨きをしていた方も多いはずですが、12歳臼歯のときはたいてい、もう誰も見ていません。
②部活・塾で、口の中が酸性の時間が長くなる
部活のあとのスポーツドリンク、塾の合間のおにぎり、帰ってからの夜食。飲食の回数が、小学生のときより明らかに増えます。むし歯のなりやすさを決めるのは、「何を食べたか」より「何回口に入れたか」です。口に入れるたびに口の中は酸性に傾き、唾液が戻してくれます。でも次の一口が早すぎると、戻りきる前にまた酸性になります。
③親の目が届かなくなり、仕上げ磨きもなくなる
中学生になると、磨いたかどうかすら分からなくなります。いちばん口の中が変化している時期に、いちばん見えなくなる。これがこの年代の構造的な問題です。
④矯正をしている子が多い年代です
装置がつくと、汚れがたまる場所が一気に増えます。ブラケットの周り、ワイヤーの下、装置と歯ぐきの境目。「今までと同じ磨き方」では、まず足りません。
ただし矯正中のケアは、必ずかかりつけの矯正歯科の指示を優先してください。
⑤思春期は、歯ぐきが腫れやすくなることがあります
「きちんと磨いているのに歯ぐきが赤い」「血が出る」——よくうかがう相談です。思春期はホルモンの分泌が変化する時期で、そのために歯ぐきが炎症を起こしやすくなることがあります(思春期性歯肉炎と呼ばれます)。10〜15歳ごろに見られ、女子に多い傾向があるといわれています。
大事なのは「本人の磨き方が悪いだけ」と決めつけないことです。責めても、やる気を失うだけ。腫れや出血が続くようなら、自己判断せず歯科医院で相談してください。
⑥そして、口臭を気にし始めます
親が「磨きなさい」と100回言うより、「臭いと思われたくない」という本人の動機のほうが、はるかに強く行動を変えます。ここは、うまく使わせてもらいましょう。

中高生の歯磨き粉、選び方3つのポイント
見るところは3つだけです。
ポイント1|フッ化物1450ppm配合であること
パッケージに「1450ppm」または「フッ素1450ppm配合」と書かれています。ここさえ満たしていれば、あとは好みで選んで大丈夫です。「子ども用」「大人用」という表示は、気にしなくて構いません。
※1450ppmの製品には「6歳未満のお子様への使用はお控えください」と書かれています。中高生には当てはまりませんが、下にきょうだいがいるご家庭は置き場所を分けてください。
ポイント2|本人が「毎日使える」味・刺激であること
じつは、ここがいちばん大事です。どんなに成分が良くても、本人が使わなければ効果はゼロだからです。ミントの感じ方には個人差が大きく、大人が「ちょうどいい」と思う強さでも、辛くて耐えられない子がいます。わがままではありません。
もうひとつ落とし穴があります。ミントが強いと、口の中がスースーして「もう磨けた気」になってしまうことです。刺激がおだやかなほうが、結果的に長く磨けます。
ポイント3|お子さんのいまの悩みに合っていること
矯正中なのか、部活で汗をかくのか、口臭を気にしているのか。いま困っていることに合わせて選ぶと、本人が使う理由を持てます。
なお電動歯ブラシを検討中の方は、【2026年】子ども用充電式電動歯ブラシおすすめランキングTOP3をどうぞ(電動歯ブラシには、研磨剤が少ない歯磨き粉を合わせてください)。
悩み別|中高生の歯磨き粉、こう選べば失敗しません
ここからはお子さんのタイプ別に整理します。順位はつけていません。当てはまるところだけ読んでいただければ十分です。どれもフッ化物1450ppm前後のものです。
①ミントが苦手で「辛い」と言う子へ
いちばん多い相談がこれです。私も同じ経験をしています。大事なのは、「辛いなら子ども用に戻す」ではなく「1450ppmのまま、刺激がおだやかなものを探す」という発想です。濃度を下げると、いちばん守りたい生えたての奥歯を守りにくくなります。
探すときのキーワードは「低香味」「低発泡」「低研磨」の3つ。歯科専売のものに、この条件をそろえた製品があります。とくに低発泡はこの年代にぴったりで、泡が少ないといちばん奥の12歳臼歯まで、鏡を見ながら磨けます。
味は、いちごやぶどうより少し大人っぽいフルーツ系のほうが、この年頃には受け入れられやすいです。
②矯正をしている子へ
矯正中のポイントは「研磨剤」と「発泡剤」です。
研磨剤(清掃剤)が多いものは向きません。装置の周りをゴシゴシこすることになるからです。発泡剤も邪魔になります。泡が立つと、いちばん見なければいけないブラケットの周りが見えなくなります。矯正中は「見ながら磨く」ことが、そのまま結果につながります。
そこで候補になるのが、研磨剤・発泡剤の両方が無配合のジェルタイプです。装置のすき間に入り込みやすく、泡が立たないので長く磨けます。矯正中は歯ぐきも腫れやすいので、むし歯予防と歯ぐきのケアの両方ができるものだと安心です。
ただし、矯正中のケアは必ずかかりつけの矯正歯科の指示を最優先にしてください。ワイヤー矯正かマウスピース矯正かで、注意点が変わります。
③部活でスポーツドリンクをよく飲む子へ
問題は、飲む「量」ではなく「回数と時間」です。休憩に一気に飲むのと、練習中にちびちび2時間かけて飲むのとでは、口の中の状況がまったく違います。後者は、ずっと酸性のままになりやすいからです。
とはいえ真夏の部活で「やめなさい」とは、私も言えません。熱中症のほうが大事だからです。そこで飲み方だけ変えてみてください。
- だらだら飲まず、休憩のタイミングでまとめて飲む
- 飲んだあとに、水やお茶で口をゆすぐ(うがいだけでもかなり違います)
- 練習中の水筒を、水やお茶にする日を作る
歯磨き粉は、1450ppmで低研磨のものを選んでください。低研磨だと力を入れずに長く、落ち着いて磨けます。
それからこの年代は、部活で疲れて夜の歯みがきを飛ばしがちです。我が家でもよくありました。1回しかできないなら、選ぶのは夜です。
④口臭を気にし始めた子へ
まず知っておいていただきたいのは、この年代の口臭は、ほとんどが「生理的口臭」だということです。誰にでもあるもので、病気でも、不潔なわけでもありません。ですからお子さんに伝えてほしいのは、まず「それ、みんなあるものだよ」のひと言。本人は「自分だけでは」と思い詰めていることがあります。
そのうえで、できることは3つ。
- 舌の上のよごれ(舌苔)をやさしく取る(こすりすぎは逆効果です)
- 歯と歯のあいだの汚れを取る(デンタルフロスは口臭対策としてもかなり効きます)
- 口を乾かさない(勉強中や部活中の口呼吸も原因になります)
歯磨き粉は、口臭ケアをうたっているものだと本人が自分から手に取りやすいのがいいところです。ドラッグストアで自分で買えるので、「親に言われて使うもの」ではなく「自分で選んだもの」になります。
ただし強い香りで覆い隠すタイプは、解決になりません。1450ppm入りで、なおかつ口臭ケア成分が入っているものを選んでください。
なお、強い口臭が続く場合や、本人が思い悩んでいる場合は歯科医院で相談を。「実際にはにおっていない」と確認してもらえるだけで、軽くなる子もいます。
⑤歯ぐきが腫れやすい・血が出る子へ
この場合はむし歯予防(フッ化物)と歯ぐきのケアの両方ができるものが合理的です。歯肉炎の予防成分が入ったものは、ドラッグストアでも手に入ります。
ただし歯磨き粉だけでは足りません。腫れの原因は、歯と歯ぐきの境目に残った汚れであることがほとんどだからです。伝えるなら「歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に当てて、小さく動かす」だけで構いません。
それから、「血が出るから磨かない」は逆です。炎症があるから血が出るのであって、やさしく磨き続けることで少しずつ落ち着いていきます。ただし2週間ほど続けても腫れや出血がおさまらない場合は、歯科医院で相談してください。歯石が原因なら、歯みがきだけでは取れません。
ここまでのまとめ(タイプ別早見表)
| こんなお子さんに | 選ぶときの条件 |
|---|---|
| ミントが辛いと言う | 1450ppm+低香味・低発泡・低研磨 |
| 矯正をしている | 研磨剤・発泡剤が無配合のジェルタイプ |
| 部活でスポーツドリンクをよく飲む | 1450ppm+低研磨(長く磨けるもの) |
| 口臭を気にしている | 1450ppm+口臭ケア成分 |
| 歯ぐきが腫れやすい | 1450ppm+歯肉炎予防成分 |
共通しているのは「1450ppm」と「本人が続けられること」の2つだけ。大人用をもっと詳しく比べたい方は、【2026年最新版】むし歯・歯周病・知覚過敏に効くおすすめ歯磨き粉12選もどうぞ。高校生になれば、大人向けの製品はほぼそのまま選べます。
我が家の場合|高校生2人と、実際にやっていること
ここからは歯科衛生士としてではなく、高校生の子ども2人を育てている一人の親としてお話しします。歯科衛生士の家だからといって、子どもがすんなり磨いてくれるわけではありません。むしろ「お母さんが歯医者で働いてるから」と、余計に反発されたこともあります。
いま、我が家で使っているもの
【Check-Up juniorチェックアップ ジュニア
】
【こども向けの1450ppmF配合の刺激が少ない歯磨き粉がなかなか売っていませんでした。いろいろと探していましたところ「2026年7月」ついにCheck-Up juniorチェックアップ ジュニアが新発売!!
当歯科医院でも取り扱うことになりました。1450ppFで6歳から高校生のおこさま向けの商品です。】
【我が家の高校生の子どもたちが主に使っていますが、味がおいしいので私も時々使っています】
子どもの反応
【めっちゃおいしい!毎日使いたい。】
【今まで使っていた歯磨き粉は大人用のだったのでミント感が強かったようです。歯磨き粉をつけすぎると舌が痛かったそうで少しの量しかつけてなかったようです。適切な歯磨き粉の量をつけていませんでした。】
歯磨き粉より、こっちのほうが効きました
【ハミガキできる場所を1階と2階の2カ所に歯磨きセットを置き歯磨きしやすい環境にしました。朝の忙しいタイミングや夜に磨きたいタイミングですぐにハミガキできる環境を整えました。
また、本人たちの強い希望がありホームホワイトニングをおこないました。徐々に歯が白くなり鏡で歯を見る習慣と、白くきれいになった歯を大切にする気持ちを養いました。以前よりも歯磨きやフロスをこまめに行うようになりました】
この年代の子は、親の言うことは聞きませんが、自分で決めたことは意外と続けます。我が家で分かったのは、結局そこでした。

「磨きなさい」と言っても磨かない子への、現実的な対処
ここまで歯磨き粉の話をしてきましたが、正直に言えば、いちばんの問題はここです。
どんなにいい歯磨き粉を買っても、磨かなければ意味がありません。そして中高生は、親に言われたことをいちばんやりたくない年頃です。歯科衛生士として、そして親として、実際に効いたと感じているものを書きます。
効くと感じている、5つのこと
①歯磨き粉を、本人に選ばせる
いちばん効きます。ドラッグストアに一緒に行って、「1450ppmって書いてあるものなら、どれでもいいよ」と言い、あとは本人に選ばせる。それだけです。親が買ってきたものは「使わされているもの」ですが、自分で選んだものは「自分のもの」になります。味も自分で選べば、辛いという文句も出ません。
②置き場所を変えてみる
洗面所に行くのが面倒で磨かない、というケースは本当に多いです。自分の部屋や、リビングのよく通る場所に置いてみてください。「洗面所で磨くべき」という思い込みを捨てると、あっさり解決することがあります。
③「1日3回」を求めない。夜1回に絞る
部活と塾で疲れきっている子に、完璧を求めても続きません。「朝は無理でもいい。夜だけは絶対」と、ハードルを1つに絞ってください。回数を減らすなら残すべきは夜、というのは理屈としても正しい話です。
④親ではなく、歯科医院に言ってもらう
同じ内容でも、親が言うと反発され、歯科衛生士が言うと素直に聞く。これは仕事で毎日実感していることです。定期検診は「親が言わずに済ませるための場」として使ってください。
⑤本人の動機(見た目・口臭)を否定しない
「臭いと思われたくない」「歯を白くしたい」——不純な動機に見えるかもしれませんが、この年代を動かすのは、健康より見た目です。理由がなんであれ、毎日磨くようになれば歯は守られます。
逆に、やらないほうがいいこと
- 人前で指摘しない:家族がいる前で「磨いたの?」は、いちばん反発されます
- においを直接指摘しない:口臭の指摘は想像以上に傷つきます。行動は変わらず、心を閉ざされるだけです
- 勉強と同じテンションで管理しない:「宿題やったの?」と並ぶと、歯みがきまで「やらされごと」になります
- 磨き方を細かく修正しない:細かい指導は、歯科医院に任せてください
【私も、娘に息がくさい、歯が黄色いとドストレートに言ってしまい不機嫌になってしまった経験があります。自分の子どもになら何言っても言いというわけではなく子どもの尊厳やプライドを傷つけないように言い方や言うタイミングに配慮することが必要だと思い、反省したことがありました。】
20年以上この仕事をしてきて、そして自分の子どもで実際にやってみて思うのは、「完璧に磨かせよう」とするほど、うまくいかないということです。夜に1回、自分で選んだ歯磨き粉で、そこそこ磨く。まずはここで十分です。
よくある質問
Q. 中学生ですが、まだ子ども用です。すぐ変えたほうがいいですか?
A. 切り替えをおすすめします。子ども用(900〜1000ppmF)のままでは、いちばん守りたい生えたての奥歯にとって、もったいない状態です。ただし急ぐ必要はありません。いま使っているものを使い切って、次に買うものを1450ppmにする。それで十分間に合います。
Q. 大人用に変えたら「辛い」と言われました。戻すべきですか?
A. 戻すのではなく、「1450ppmのまま、辛くないもの」を探してください。1450ppmの中にも低香味・低発泡タイプやフルーツ系の味があります。ミントの製品でも、同じブランドの中にマイルドなタイプが用意されていることが多いので、いちばん刺激の弱いものから試してみてください。
Q. ホワイトニング用の歯磨き粉を使いたがります。大丈夫ですか?
A. 使うこと自体は問題ありませんが、選び方に注意が必要です。市販の「ホワイトニング」表示のものは歯を漂白するものではなく、表面の着色(ステイン)を落とすものです。ただし研磨剤が多めの製品もあり、生えたての永久歯はまだ歯の質が完成していません。使うなら1450ppm入りを条件にして、力を入れずに磨くよう伝えてください。
Q. 中学生になったら、デンタルフロスも必要ですか?
A. できれば使ってほしいです。歯と歯のあいだは、歯ブラシだけでは届きません。この年代はむし歯も口臭も、歯と歯のあいだから始まることが多いので、夜だけでも通せると心強いです。
いきなり毎日は難しいので、「気が向いた日だけ」から始めて構いません。使い方は歯科医院で一度見てもらうのがいちばん確実です。
Q. 部活のあとのスポーツドリンクは、やめさせるべきですか?
A. やめさせる必要はありません。飲み方を変えるだけで十分です。休憩のタイミングでまとめて飲む、飲んだあとに水やお茶で口をゆすぐ。この2つだけでも、口の中の状況はかなり変わります。
まとめ|中高生の歯磨き粉は「1450ppm」と「続けられること」だけ
- 中学生になったら、大人と同じフッ化物1450ppmでOK。2023年の4学会の提言で「6〜14歳」の区分はなくなりました
- 量は歯ブラシ全体(1.5〜2cm)、1日2回(1回は必ず寝る前)、うがいは少量の水で1回だけ
- この年代は、12歳臼歯が生え、飲食の回数が増え、親の目が届かなくなる時期
- 矯正中は、研磨剤・発泡剤が無配合のジェルタイプが候補(矯正歯科の指示が最優先)
- 思春期は歯ぐきが腫れやすくなることがあります。続くようなら歯科医院で相談を
- そして何より、本人に選ばせること。自分で選んだもののほうが続きます
20年以上この仕事をしてきて、そして高校生の子ども2人を育ててきて思うのは、この年代は正論では動かないということです。でも本人が「自分のためにやっている」と思えたとき、驚くほどあっさり習慣になります。この記事が、そのきっかけになればうれしいです。
※小学生以下のお子さんには子供の歯磨き粉おすすめ7選|年齢別のフッ素濃度を、大人向けの製品を詳しく比べたい方にはおすすめ歯磨き粉12選をご用意しています。
※この記事は、中学生・高校生の歯みがきとフッ化物配合歯磨剤について、一般的な情報をお伝えするものです。診断や治療を目的としたものではありません。製品の成分・濃度・効能効果の表示はリニューアルによって変わることがありますので、購入前に必ずパッケージをご確認ください。歯ぐきの腫れや出血、口臭、むし歯が気になる場合や、矯正治療中のケアについては、自己判断せず歯科医院にご相談ください。
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